ストーカー・きちがいの話
ごめんね

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221 ごめんね sage 2007/12/22(土) 07:23:57 ID:rhnD31h90
友人のK子は、夜にキャバクラでバイトしてる。
酔っ払い相手のバイトなので当然嫌な客も居るらしく
帰りの最終電車で、思い出しながらムカムカしていたそうだ。
雨が降っていて電車はジメジメしてるし、片手には買い物
の紙袋、片手には傘で、電車が揺れるともうどうしようも
なく、思わず(ああ~最低!)と吐き捨てた。
すると目の前に立っていた男が「スイマセン・・」
とつぶやいた。見るとこれぞアキバ系の典型みたいな
冴えない男だった。そいつは痴漢に間違われたとでも思った
のかオロオロとしている。
逆恨みというか何というかその態度がK子に火を付けてしまった
らしく「ふざけんな、この野郎!」と怒鳴ってしまった
というのだ。

『はは、ひどいなァお前。そいつどうした?』と俺が聞くと
まわりの客が(なんだ、痴漢か?)とざわついたので
さすがにチョッと冷静になったK子は、まずいなとは思いつつ
しかし今さら謝る事も出来なくなって下を見て黙って
いたそうだ。

「恥ずかしいやら、腹立たしいやらでアパートへ帰ったんだけど」
とK子は言った。
興奮気味で中々寝付けずに翌朝寝坊したK子は、慌てて部屋を
飛び出したらしい。
「で、ドアを開けたらね。ドアの前に男が立っていたの」

例のアキバ系の男がジッとこっちを見て言ったそうだ。
「ごめんね」

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