ストーカー・きちがいの話
女の執念

この怖い話は約 3 分で読めます。

長いです。

前の会社にいた時のこと。
後輩のA君が、同僚のBを好きだとわかった。
調査してみたらBもAくんが好きらしい。
これは話が早いと思ったのだが、
本気で好きになってしまうとあんなものなのだろうか。
ふたりともモジモジして一向に話が進展しない。
仕方がないので、Bの同僚のC子と俺で世話を焼き、
飲みに誘ったりして無事にくっつけた。

それから1年後のこと。
その会社では半年に1度ぐらいのペースでパソコンを新しくする。
貧乏会社なので4~5台程度購入し、現場レベルのトップに支給される。
で、そいつらが今まで使っていたパソコンは下のスタッフへ、
下が使っていたパソコンは廃棄、という具合になるわけだ。ま、パソコンのお下がりだね。
貧乏会社でシステム部なんてご大層なものはないので、
自分でデータをバックアップし、メーラーなどの設定を保存してから、
データと設定を削除し、パソコンを次の人に引き渡す。
受け取った方は自分の設定をしてデータを入れる。
アプリを入れるのが面倒なので、フォーマットはしないで済ませるのだ。

103 本当にあった怖い名無し sage 2007/05/23(水) 18:59:24 ID:EmDoOH+z0
俺の直属の部下であり、お古のパソコンを受け取った新入りのD君が
神妙な顔で相談に来た。
「あの、すみません○○さん(←俺の名前)、
ちょっとこれを見ていただきたいんですが…」

と言ってお古のノートパソコンを差し出す。

画面を見てみるとフォルダが開いていて、
その真ん中に「日記」と書かれたテキストファイルがポツンと。

「何これ? 君の日記を俺に見て欲しいの?」
「いや、パソコンに入っていたんですけど…」

そのファイルはシステムフォルダの奥の奥、
普通なら絶対開けないな所に入っていた。
D君がどうやってそれを見つけたのかは面倒なので省く
(ファイル検索でたまたま見つけたらしい)。

「中身見たの?」
「さわりだけ…」
「わかった。じゃあこれはオレが何とかする。君は忘れるように」

ファイルをコピーした後、削除してからパソコンをD君に返した。

彼の前にこのパソコンを使っていたのはC子だ。
つまり日記は彼女のもの。
どうやら彼女は削除をし忘れてしまったらしい。
どんな日記なのか興味があるではないか。

104 本当にあった怖い名無し sage 2007/05/23(水) 19:00:16 ID:EmDoOH+z0
最初は実に他愛のない内容だった。
仕事がうまくいっただの、取引先の誰々がむかつくといったもの、
ランチがおいしい店を発見したとかね。

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