洒落怖

この怖い話は約 4 分で読めます。

今から14年程前、地元S県にて俺の身に起こった話を投下する。
まずもって先に言っておくが俺は神仏への信仰心は皆無だ。俺の通っていた高校はとある有名な仏教高校で高尚な寺と密接関係にあったがそこの住職共は高級な車を乗り回して派手な生活送ってたからな。
所詮は金儲けのツールなんだって事をガキの頃から思ってたんだな。
困ったら神頼みで自分で行動しようとしない敬虔な信者様達にも反吐が出ちゃうしな。
その考えは今でも変わらない、変えたくはないが、あの時俺の身に起きた事がたまたまなのか、何かの因果が働いての事だかはわからない。判断はお前等に任せる。

408 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/05(月) 04:31:36.66 ID:/wAOniuu0.net
前置きが長くなってスマン。早速本題に入ろう。
あれは俺が高校2年の時だから西暦2000年だな。
平成12年。登場人物は俺と同い年の従兄弟。
俺達は電車で一駅離れた所に住んでいて同じ高校に通っていたんだ。よく泊りにいったりして遊んでいたっけな。
こっからの話は今となっちゃー証拠がねぇから信じる信じないはお前等に任せるがまぁ聞いてくれ。
夏休みのある日の夜、時間は深夜0時頃だな。俺はスーファミでLIVEALIVEをやっててな。
SF編のベヒーモスで心臓バクバクしてたら急に携帯が鳴ったんで軽くチビったね。
俺「こんな時間に電話してくんなよ!なんかあったんかこの暇人が!」
俺は電話越しの従兄弟に今の状況を伝えたよ。
従兄弟「今時スーファミなんかやってるのお前ぐらいやで…。どうでもいいけどヤバイ事になった、今すぐ俺の家に来てくれ!頼む!」
いやいや、完全に無理だと思ったね。チャリで行くのに1時間は掛かるし、夜中の国道沿いは暴走族がいてカツアゲ必死だし、なによりもう眠てーしダルい。

409 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/05(月) 04:34:24.59 ID:/wAOniuu0.net
俺「悪りい、もう眠てーし明日朝からバイトなんだわ」
俺の従兄弟は本当にいい奴でこんな見え見えの嘘でも普段なら信じてくれる。
でも今回は明らかに様子が違ったんだな。
従兄弟「今からタクシー会社に電話してお前の家の前の郵便局に向かわせる。勿論金は俺が出す。あとバイトも休んでくれ。金は出す。」
ドケチで経済感覚のしっかりした従兄弟の思わね発言になんかヤバイ事が起こったと思ったね。
風俗街のチンピラと揉めたか?ヤンキーに目ぇつけられたか?
俺「何があった?行く、行かないはそれを聞いてからだわ」
従兄弟「この前俺の部屋でお前の写真撮ったやろ?変やねん。変なもん写ってるねん。怖すぎて寝れへん。早よきてくれ」
コイツが俺に泣き言を抜かすなんてそうそうない事だ。
俺「ゆ、幽霊的な何かが写ってるとでも?」
従兄弟「幽霊は写ってないよ」
俺「は?どういう事?」
従兄弟「お前の右腕がめっさ太い。黒い。お前の腕じゃないってコレ。」
俺はそれ聞いて爆笑したね。
俺「おまwwwそれ影とかちゃうのん?w」
従兄弟「お前がピースしてたの俺の部屋の南側の窓やぞ!これがどういう意味かわかるか!?」
背筋がゾッとした。普段気にも留めて居なかったんだが、従兄弟の家の南側にとある寺が建っている。
そして従兄弟の部屋は二階にあり丁度寺の中にある墓地が見えるんだ。

410 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/05(月) 04:37:04.23 ID:/wAOniuu0.net
俺「その写真撮ったの夜やったっけ?」
従兄弟「おう。お前のバックの窓は真っ暗やで。てか影とかそういうレベルじゃない。太すぎ。黒過ぎ。」
俺「今すぐ行くわ。」
俺は暫くして従兄弟が手配したタクシーに乗込んだ。
ずっと背筋に悪寒を感じてはいたが、仏教高校の生徒手帳を持っていき、そこに書いてある般若心経を心の中で唱え続けて気を紛らわした。
家に着きさっそく部屋に向かうと従兄弟も生徒手帳をガン見して般若心経をブツブツ唱えてて爆笑したね。
それを見て従兄弟が激昂したけど俺がポケットから生徒手帳を出して見せると奴も爆笑してくれた。
流石に血が繋がってるだけはある。

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