山の怖い話
山小屋の話

この怖い話は約 9 分で読めます。

235 本当にあった怖い名無し sage New! 2007/09/13(木) 22:40:43 ID:9+35Nh+E0
長文です。かなり長いので規制かかるかもしれません。
その場合は明日にでも続きをあげます。
会話はうろ覚えなので覚えてる限り詳細に書いています。

T山の話
福岡県にあり地元民だとすぐにわかると思う。
山の麓にあるS霊園はその心霊スポットの中でもかなり有名で地元の多くの若者がそこへ行く。
自分も多分にもれずそこに行った事があるが特に霊的な現象なかった。
高校生の時に綺麗な場所でキャンプをしようと言う話が出てきたので
その山の頂上付近にある小屋でBBQでもしながら遊ぼうという事になった。

この小屋は誰でも使用できるようになっており、中には囲炉裏とそれを囲む
椅子があるのみ。ただし遊び半分だった為、通常のキャンプとは異なりテントも寝袋も無く、
しかも食べ物だけ買い夜中にその霊園から上っていく事に。

当日、夜の10時ぐらいに出発することに決め、
それまでは皆で近くの海で釣りをして時間を潰した。
その後釣った魚と買った肉や野菜、料理器具をもち山に登った。

山を登り始めて30分経ちはじめた頃、「怖い話でもしながら行こっか」と言い出した友人に
皆が賛同しその後それぞれの恐怖体験、聞いた話等をはじめた。
怖さや夜に友人と遊べるという高揚感からあまり疲れも感じずに山小屋へ到着した。

236 235 sage New! 2007/09/13(木) 22:43:46 ID:9+35Nh+E0
その後、火を熾す為に小屋周りの薪を集め始めた。
でもあたりは暗くあまり見えず持ってきた懐中電灯で辺りを照らすも真っ暗闇に少しの灯り。それが怖さを増ましてきて
遠くまでは行けない。小屋周りに薪になりそうな木も無い為、じゃんけんで負けた者が取りに行くことに。

その結果友人二人と自分が取りに行く事になった。
小屋を少し離れて探している時に一人が「こんなとこに社があるぞ。」と呼びかけて来た。
そこへ向かうと小さな社が置いてあり、何かを祭ってる。先ほどまで怖い話をしていた自分達には
あまり気味が良い物では無く、その辺りの木を拾いすぐに小屋へ逃げ帰る事に。

その時に後ろからキーッと音が聞こえた為、振り向いてしまったが、直ぐに目を背けた。
さっきまで何も無かったし誰も居なかった筈の社の前に人が立ってる。ような影がある。
懐中電灯から出ている明かりがどこかに当たって影になってるのだろうが、周りには何もない。
びっくりしたのか友人も何度か懐中電灯を移動してその影の本体を探そうとするも周りに人は居ない。
怖くなり直ぐに小屋へ走った。

小屋の明かりが外に漏れているのを見て少し安堵したものの後ろに何かついてきてるかもという思いは拭えないので
兎に角、急いだ。その時に中から良い匂いがしてきて、小屋から煙が出てる事に気付いた。
「お前ら、何してんの?人が折角薪拾いにいってるのに、先にはじめるなって」と友人のAが怒りながら
中に入っていくと中ではすでに真ん中の囲炉裏のような場所に火があり網の上で肉をやいていた。
「いや、お前らが遅いけん小さい枝とか集めてそこにあったボロボロのカレンダーを燃やした。
最初は新しいやつかと思ったけど日付見たら10年以上も前のやつやけん良いかなと思って。」
とそのうちの一人が言い
「10年前のカレンダーって。お前ここに人があまり来んけっていっても、
10年以上も人が来んとかありえんし、掃除とかも入りようって言いよったぞ?」
とAが怒りながらそのカレンダーを見に行った。

239 235 sage New! 2007/09/13(木) 22:51:39 ID:9+35Nh+E0
「誰かが来てキャンプみたいなんやった後に捨てていったんやろうな。」と言いながらカレンダーを捲ってた
Aがいきなり「うわっ」と叫んだ。皆が一斉に彼を見てどうしたのかを聞こうとした時にすぐになんで叫んでるのかが
分かった。
そのカレンダーの数十枚捲ったところに小さい黒い斑点が見える。
めくれば捲るほどその黒い斑点の大きさと量は増えていき、赤黒くなって見える。
Aは「やばすぎ!!」とそれをすぐに手から放り投げた。そこで彼は先ほどの影の話をし始めて
「ここやばいんやね?気持ち悪すぎる。」と言い、その場全員が来るまでにした怖い話のせいもあり
固まって動けなくなった。
どうにかその内の一人のBが「見間違いやって。そんな影なんか。しかもこの黒いのも土やろ。10年前のやぞ?
雨降れば少しは色も変わるって。」と言いながらカレンダーを拾いに行くと、Aが「お前読んでみいや。」
と言い始める。自分達にはAが何を言ってるのかわからず拾いに行ったBが「何をよ。」と笑いながら
カレンダーを拾い捲っていった。その瞬間に「ひっ」と変な声を出しながらカレンダーを落とした。
「これは、無いわ。なんちゅう悪戯をしとんやろ・・・。」と言いながら何かが憑いたんじゃないかと
いうぐらい青い顔で目を見開いていた。さすがに誰もそれを見ようとはせずにただ、「どうしたん?」
「何があるん?」と唯聞くのみ。Aは「見たらわかるって」と言うのみでBは固まったまま動かない。
何があるのか気になったのと、折角ここまできたのに、このまま帰るのは嫌だった俺はそのカレンダーを拾い
見てみた。何枚かを捲っていき、それを見た瞬間に手が震えて背筋に寒気がはしり、腰がどっと落ちた。
「うゎ・・・。なんかこれ!」と怖さを振り払おうと大きい声を出したら全員がびくっとなり一斉に俺を見た。
「まじで、何が書いとんか言えや。」と怒鳴りながら言う友人にAが「自分で見ろって!口にも出したくないわ」
と怒鳴り返し、再度静かになる。「み、皆でみればいいやん。」と何とか言うと見てないAとB以外の友人が集まって
来た。あまり、直に手で触りたくなかった為拾ってきた棒でゆっくりと捲っていく。
ただ、その黒い斑点のせいでくっついている箇所もあるため、1枚づつ捲れるようにに二本の棒で開いていった。

244 235 sage New! 2007/09/13(木) 22:57:14 ID:9+35Nh+E0
そのカレンダーはよくある日めくりカレンダーで大きさはA4ノートぐらいの大きさ。小さくないため一本の棒で抑えて
もう一本で開いていくと、8月の「19日」と書いてある場所から黒い斑点が始まった。それは「20日」の場所から滲んで
ついたようで、「20日」をひらくと再度それを見ていなかった友人達が「うわ。。」と口々に悲鳴をあげた。
それは小さい字で書いており
「20日 この日は私が初めて手首を切った日 これ見た人呪うね」と書いていた・・・。

「これは、無いわ。何でこんなん書くよ・・・。」と泣きそうな声で言う友人。
「続きはどうなったとん?」と言う友人が棒を取り、次の日を開こうとするもくっ付いてて開けない。
次に開いた所には「24日 まゆみちゃんの頭から血がでてる。カレンダーに垂らしてみたら黒くなっちゃった」
と書いていた。「意味がわからん。。」と言いつつその友人はどんどん開いていこうとする、次に開いたところは
ページがくっ付いて居た為に10月までくっ付いており開いたところは赤黒い染みがあるだけ。それ以降は何も書いておらず、
「まじでなんなん。」とかなりビクつきながら皆が囲炉裏の周りに集まった。
「どこまで続いたんやろ。意味がわからんし。。」とAが言うと、
Bが「1枚1枚めくれるか?お前。無理やしほっとけよ。」と怒りながら言い出した。
「誰が捲れるっていったんか?お前怖いけって突っかかってくんな」とAも言いかなり険悪なムードに。
その時に空気と言うものを一切読めないCが「じゃんけんすれば?」と言い出しB以外の全員が噴出した。
それが良かったのか、怖さが収まり少しづつ余裕が出てきた。
「なんか、シーンとしとったら余計に怖いし、もういいやん、皆で見ようや。」とCが言い出し
「どうせ、これも血のように色たらして、怖がらせようと書いとるだけやろ。
見よったら最後に『私、あなたの後ろにいるの』のパターンよ。」と全員を安心させてカレンダーを素手でゆっくりと捲り始めた。

248 235 sage New! 2007/09/13(木) 23:04:09 ID:9+35Nh+E0
なんとか剥した「21日と22日、23日」には黒い斑点のみで何も書いていなかった。
次に25日は全く剥がれず26日は何とか剥がれるも真っ黒で何も読めず。
9月2日まで開いても黒いのみで書いてある様子は無い。ただ、9月3日に赤黒いものに混じって字が見えた。
「3日 まゆみちゃんだけ先にいった。 けずったらぎゃあぎゃあさわいでた」
「4日 まゆちゃん、おかえり。帰ってきた。くっつけたらぴくぴく」
「5日 あんたまだみてる?みてくれる?そと」

とここで気持ち悪さもあったけど、Cが言ったとおりに書いてあった為に皆が
「これは、作ったんやね。Cの言う通りやん。たちわるいなぁ」と笑いながら見てた。

「6日 まゆみちゃん。まゆみちゃん。まゆみちゃん。」とだけ。
「7日 まだ?」
「8日 もう、いい?」
「9日 見てる人いる?ききたいの」
「10日 ねぇ、まゆみちゃんってだれ?」といきなりこの文だけ大きな字で書いていた。

「こいつ精神的にいかれてるよね?」というAに「異常すぎるやろ」と皆同意した。

「11日 いいかげんにして」
「12日 なんでわたしなの?」
「13日 今日私自殺します。首切り自殺です。(←首吊りかと思ったけどこう書いてた)
     神社が良いかな?山?霊園?どこがいいかな?まゆちゃんもつれていくね
     このカレンダー見つけた人12月24日みてねー。私は死んでるけど 」

と書いていた。

251 235 sage New! 2007/09/13(木) 23:12:09 ID:9+35Nh+E0
皆で少し笑いながら「でたでた。くるぞー。くるぞーー」と少しふざけて言いながら
すぐに12月24日を開くとそこには

「せんもんのやくはとくとるな。こはわもら かなら ろ」

と意味不明な言葉と意味不明な漢字が書かれていた。

そして12月25日に
「まゆみちゃんも、まゆちゃんも殺したあとに囲炉裏でやいた。そこほれ。そこほれ。
 まゆちゃんの頭ちょん切って社の前においたよ。まゆみちゃんの足くっきって社の後ろに入れたよ。
 私はそこにずっといようっと。これは怖がらせるためじゃないよ、日記だもん。あなたはのらう。
 死んでる私がのるよ。わたしはいないからお願いも聞かない。あなたはのろお」

と小さい字で書いていた。この字だけ異常者が書いたような内容なのに関わらず凄く上手な字だった。
それまでは笑ってたけどさすがに気持ち悪さと呪うという言葉に気分も悪くなり
「もう、帰ろうか。」とAが言い出す。ただ帰るといっても夜中の12時か1時ぐらいに懐中電灯で
来た道をもどれる勇気も無く、賛同するものもいない。「朝までまとうや。」と言うも
「ここで?まじで?こんなとこで?」とBが言いだす。
BとAはもう出た方がいいって。と言うが他の友人は「いや、外なんか歩けんって」と拒否。

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