後味の悪い話
主犯のM

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強盗殺人で無期懲役の判決を受け、31年ぶりに出所した人が
刑務所内での様子や囚人たちとの思い出を書いた本を読んだら
あの女子高生コンクリート事件の主犯のことも出てきたが、その内容が
予想どうりと言うか後味悪かった。

著者はコンクリ事件当時はすでに刑務所内だったので内容は新聞等でしか知らなかったが
仲間内でもどんな奴か話題もちきりだった。
だが主犯のMはいがぐり頭にあどけない表情の、まるで高校球児のようなとても
あの凄惨な事件を起こしたとは信じられないような人物だった。
とにかく明るく屈託のないひょうきんもので、通常ならあれだけ酷い性犯罪を犯すと
他の懲役囚にいじめられるのだが、Mは実力者に取り入るのがとにかくうまかった。
天性の「人たらし」というのか、その場で力を持つ人物を目ざとく嗅ぎ取り、
調子よくゴマをすり可愛がられた・・

反省もしている様子ではなかったみたいだし、世間に出てきてもこんな感じで
うまく世渡りしてるんじゃないかと思うと、何とも嫌な気持ちになる。

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主犯のM
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