山の怖い話
山小屋に住み着くモノ

この怖い話は約 5 分で読めます。

長文です。かなり長いので規制かかるかもしれません。
その場合は明日にでも続きをあげます。
会話はうろ覚えなので覚えてる限り詳細に書いています。

T山の話
福岡県にあり地元民だとすぐにわかると思う。
山の麓にあるS霊園はその心霊スポットの中でもかなり有名で地元の多くの若者がそこへ行く。
自分も多分にもれずそこに行った事があるが特に霊的な現象なかった。
高校生の時に綺麗な場所でキャンプをしようと言う話が出てきたのでその山の頂上付近にある小屋でBBQでもしながら遊ぼうという事になった。

この小屋は誰でも使用できるようになっており、中には囲炉裏とそれを囲む椅子があるのみ。ただし遊び半分だった為、通常のキャンプとは異なりテントも寝袋も無く、しかも食べ物だけ買い夜中にその霊園から上っていく事に。

当日、夜の10時ぐらいに出発することに決め、それまでは皆で近くの海で釣りをして時間を潰した。
その後釣った魚と買った肉や野菜、料理器具をもち山に登った。

山を登り始めて30分経ちはじめた頃、「怖い話でもしながら行こっか」と言い出した友人に皆が賛同しその後それぞれの恐怖体験、聞いた話等をはじめた。
怖さや夜に友人と遊べるという高揚感からあまり疲れも感じずに山小屋へ到着した。

その後、火を熾す為に小屋周りの薪を集め始めた。
でもあたりは暗くあまり見えず持ってきた懐中電灯で辺りを照らすも真っ暗闇に少しの灯り。それが怖さを増ましてきて遠くまでは行けない。小屋周りに薪になりそうな木も無い為、じゃんけんで負けた者が取りに行くことに。

その結果友人二人と自分が取りに行く事になった。
小屋を少し離れて探している時に一人が「こんなとこに社があるぞ。」と呼びかけて来た。
そこへ向かうと小さな社が置いてあり、何かを祭ってる。先ほどまで怖い話をしていた自分達にはあまり気味が良い物では無く、その辺りの木を拾いすぐに小屋へ逃げ帰る事に。

その時に後ろからキーッと音が聞こえた為、振り向いてしまったが、直ぐに目を背けた。
さっきまで何も無かったし誰も居なかった筈の社の前に人が立ってる。ような影がある。
懐中電灯から出ている明かりがどこかに当たって影になってるのだろうが、周りには何もない。
びっくりしたのか友人も何度か懐中電灯を移動してその影の本体を探そうとするも周りに人は居ない。
怖くなり直ぐに小屋へ走った。

小屋の明かりが外に漏れているのを見て少し安堵したものの後ろに何かついてきてるかもという思いは拭えないので兎に角、急いだ。その時に中から良い匂いがしてきて、小屋から煙が出てる事に気付いた。
「お前ら、何してんの?人が折角薪拾いにいってるのに、先にはじめるなって」と友人のAが怒りながら中に入っていくと中ではすでに真ん中の囲炉裏のような場所に火があり網の上で肉をやいていた。
「いや、お前らが遅いけん小さい枝とか集めてそこにあったボロボロのカレンダーを燃やした。
最初は新しいやつかと思ったけど日付見たら10年以上も前のやつやけん良いかなと思って。」
とそのうちの一人が言い「10年前のカレンダーって。お前ここに人があまり来んけっていっても、
10年以上も人が来んとかありえんし、掃除とかも入りようって言いよったぞ?」
とAが怒りながらそのカレンダーを見に行った。

「誰かが来てキャンプみたいなんやった後に捨てていったんやろうな。」と言いながらカレンダーを捲ってたAがいきなり「うわっ」と叫んだ。皆が一斉に彼を見てどうしたのかを聞こうとした時にすぐになんで叫んでるのかが分かった。
そのカレンダーの数十枚捲ったところに小さい黒い斑点が見える。
めくれば捲るほどその黒い斑点の大きさと量は増えていき、赤黒くなって見える。
Aは「やばすぎ!!」とそれをすぐに手から放り投げた。そこで彼は先ほどの影の話をし始めて
「ここやばいんやね?気持ち悪すぎる。」と言い、その場全員が来るまでにした怖い話のせいもあり
固まって動けなくなった。
どうにかその内の一人のBが「見間違いやって。そんな影なんか。しかもこの黒いのも土やろ。10年前のやぞ?
雨降れば少しは色も変わるって。」と言いながらカレンダーを拾いに行くと、Aが「お前読んでみいや。」
と言い始める。自分達にはAが何を言ってるのかわからず拾いに行ったBが「何をよ。」と笑いながら
カレンダーを拾い捲っていった。その瞬間に「ひっ」と変な声を出しながらカレンダーを落とした。

「これは、無いわ。なんちゅう悪戯をしとんやろ・・・。」と言いながら何かが憑いたんじゃないかというぐらい青い顔で目を見開いていた。さすがに誰もそれを見ようとはせずにただ、「どうしたん?」
「何があるん?」と唯聞くのみ。Aは「見たらわかるって」と言うのみでBは固まったまま動かない。
何があるのか気になったのと、折角ここまできたのに、このまま帰るのは嫌だった俺はそのカレンダーを拾い見てみた。何枚かを捲っていき、それを見た瞬間に手が震えて背筋に寒気がはしり、腰がどっと落ちた。
「うゎ・・・。なんかこれ!」と怖さを振り払おうと大きい声を出したら全員がびくっとなり一斉に俺を見た。
「まじで、何が書いとんか言えや。」と怒鳴りながら言う友人にAが「自分で見ろって!口にも出したくないわ」
と怒鳴り返し、再度静かになる。「み、皆でみればいいやん。」と何とか言うと見てないAとB以外の友人が集まって来た。あまり、直に手で触りたくなかった為拾ってきた棒でゆっくりと捲っていく。
ただ、その黒い斑点のせいでくっついている箇所もあるため、1枚づつ捲れるようにに二本の棒で開いていった。

そのカレンダーはよくある日めくりカレンダーで大きさはA4ノートぐらいの大きさ。小さくないため一本の棒で抑えてもう一本で開いていくと、8月の「19日」と書いてある場所から黒い斑点が始まった。それは「20日」の場所から滲んでついたようで、「20日」をひらくと再度それを見ていなかった友人達が「うわ。。」と口々に悲鳴をあげた。

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